みんなでとろう、有給休暇! 健康経営マンガ:ねぎま産業(株)第8回



6月も後半、そろそろ夏休みの予定を考え出すタイミング。有給休暇をくっつけて長く休みたい…!だけど周りに気を遣う。

そんなみんなの忖度で、今年も低い有休消化率。

こんなのダメだ!有休消化率を上げよう!いい会社っぽくなるし!」と意気込む会社があった。ーーその会社の名は、ねぎま産業株式会社。

今回のテーマは「有給休暇」。ねぎま産業株式会社の有休消化率アップの秘策とは?!

第8回 みんなでとろう、有給休暇!



弊社、ねぎま産業(株)の有休消化率は低い。


そもそも上司のペンギンがなかなか休まないもんだから、部下の俺たちは休みが取りにくいんだよね。


そんなところへ、鶴の一声ならぬペンギンの一声で決まった「みんなの有給休暇」。

全員で一斉に休むのは気が楽だがー。


全員参加のB・B・Q!!


事前準備をし、当日は決まった時間に集合、各自割り当てられたタスクを遂行しながら、おいしい肉を食べるというゴールに向かってみんなでがんばる。それはもはや仕事と同じ


しかも、BBQの代金は自分持ち?!


今どきそういうの、ハヤらないんだよー!(涙)

むしろその日は会社に出勤したい…。




今日の人事労務キーワード:有給休暇

有休休暇の日を会社が決めていいの?

有給休暇は、労働者の権利として法的に認められています。ただ、業務が忙しかったり、周りの人に気兼ねしてしまったりして、なかなか有給休暇を取りづらい職場が多いのが現実です。実際、日本の有休消化率は50%前後にとどまっています

▼詳しくは「日本人は休みベタ? 数字で見る休み方の記事でイラストで解説しています。


そこで、会社全体で計画的に取得させる日を決め休暇を取りやすくしようとするのが計画的付与計画年休の制度です。設定する場合には、労使協定でその内容を定める必要があります。また、少なくとも5日は労働者が好きなときに使える休暇として残しておかなくてはなりません。

今回、ねぎま産業株式会社が取り組んだのが、この計画的付与になります。


そもそも有給休暇とは?

有給休暇(正しくは年次有給休暇)とは、雇用主から賃金が支払われる休暇日のことです。

次の要件を満たす労働者に与えることが、法律で決まっています。

採用後6カ月以上継続勤務し、全労働日の8割以上出勤したこと

①の6カ月後は、1年間継続勤務し、その全労働日の8割以上出勤したこと

(労働基準法第39条)

有給休暇は何日取れる?

通常の労働者の付与日数は次の通りです。

6カ月以上継続勤務し、8割以上出勤した場合に10日与えられます。

継続勤務年数
6カ月

1年
6カ月

2年
6カ月
3年
6カ月
4年
6カ月
5年
6カ月
6年
6カ月
付与日数
10日
11日
12日
14日
16日
18日
20日


▼有給休暇についてよくある質問は、こちらのページが参考になります

年次有給休暇関係 -  厚生労働省 東京労働局

(by サンポナビ編集部)

マンガ作者プロフィール:とりのささみ。

イラストレーター、デザイナー。

地方から上京しブラック企業に入社、転職に失敗して仕方なくフリーランスをやっている内になんだか楽しくなり、今に至る。ブラックジョークをオブラートに包むイラストが得意。

とりのささみ。 (@torinosashimi) | Twitter  



つづけて読みたい

▼この記事は「健康経営マンガ:ねぎま産業(株)」の第8回です。

第7回「副業解禁は嬉しいけれど…?」

第9回「ストレスの原因は誰?」


▼これまでのシリーズはこちら

健康経営マンガ:ねぎま産業(株)


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