〈デサントジャパン株式会社〉運動習慣を通じて、従業員も顧客も健康になってもらいたい

スポーツウェアを中心とするスポーツメーカーとして多ブランドを全国展開しているデサントジャパン株式会社は、産業保健活動に注力し「健康経営優良法人(ホワイト500)」に毎年連続で認定されています。

産業保健体制や健康経営について、同社の人事総務部、生田様にお話しを伺いました。


「健康に自信がある従業員」こそ、しっかりとフォローしたい

(左から)米山ちひろ衛生管理者、竹中奈織産業医、市口りえ保健師、竜子絵美保健師

はじめに、事業内容と従業員数などを教えていただけますか。

デサントジャパン株式会社、人事総務部の生田と申します。

当社はスポーツウェアを中心としたスポーツ用品の製造と販売を行っている企業です。

国内のオフィスは東京を中心に8箇所で、従業員数はおよそ900名。

また、日本各地に直営店などがあり、店舗では900名程度の従業員が働いていますので、総勢で約1,800人の会社です。

年齢層は、オフィスに関して言えば50代が多く、生活習慣病などが気になってくる年頃であります。一方で20代の従業員も多いので、平均年齢でいうと40代前半になりますね。

男女の比率ですが、オフィスは男性従業員が多く、店舗で働く販売スタッフには女性が多いです。


やはり健康志向の方や、体を動かすのが好きな方が多いのでしょうか。

そうですね。スポーツが好きな従業員は多いと思います。

例えば、会社が休みの日など、従業員同士でフットサルやランニングを行なったりしていますね。

ただ、50代の従業員だったりすると、若い頃はスポーツをしていたけど、今はもうスポーツをやっていないという人もいます。

本人としては「自分はまだまだ健康だ」と過信してしまうケースもあり、ご自身の健康状態としっかり向き合ってほしいという想いがありますし、昨今の外出自粛などにより、従業員も体を動かす機会が減ってしまっていることも心配しています。


手厚い産業保健体制で「健康経営優良法人(ホワイト500)」に毎年認定

出典:株式会社デサント「活動概要:デサント健康宣言」より

「健康経営優良法人」に毎年認定されていますが、取組みについても教えていただけますか。

当社はスポーツ用品を取り扱う企業ですので「すべての人々に、スポーツを遊ぶ楽しさを」という企業理念のもと、スポーツを通じてお客様には体と心を豊かにしていただきたい、という思いがあります。

そして、そのためには、当社の従業員が健康であるということが第一です。

健康経営については、当社代表からの「健康経営宣言」があり、活き活きと笑顔で働ける職場づくりを実現するための「デサント従業員 10の目標」をはじめ、健康管理体制や働き方に関する様々な施策に取り組んでいます。

例えば、健康診断の受診率は100%ですし、オプション健診もほとんど会社負担で受診を可能にしています。

また、産業医や保健師といった健康管理室の専門スタッフをはじめ、健康保険組合や人事部門が連携する体制を構築し、従業員の健康活動を支援しています。

それらの活動が外部からも評価され「健康経営優良法人 ホワイト500」にも毎年連続で認定されています。


新型コロナの流行により、働き方にも変化はありましたか。

感染症対策のため、オフィス勤務者は全員がテレワーク可能にしています。

そのほかにも時差出勤を推奨するなどして、この事態に対応しています。

テレワークをすることで心配になるのが、やはり従業員の運動不足ですね。

出勤をするだけでも身体を動かすことになるのですが、テレワークになるとそれすらも減ってしまいます。

身体を動かす機会が減ると、メンタルヘルス面にも影響があるといわれていますから、会社としても支援したい考えがあり、運動不足解消を目指した取組みをスタートさせました。


どのような方法で運動不足の解消に取り組んでいるのでしょうか。

デサントでは、健康管理アプリケーションを活用し、離れて働く従業員の健康をバックアップしています。

従業員が利用するこのアプリには歩数計の機能が備わっており、その日に歩いた歩数がわかるようになっています。

また、部署などのチームごとに歩数のスコアが公開されるようになっておりますので、チーム対抗のように楽しむ感覚で運動不足の解消につなげています。

さらに、アプリでは自分の体重などが把握できますし、健康増進に関するコンテンツを読むことも可能になっています。

その他、様々な健康支援を行っていますが、これらの取組みを通じて従業員には運動習慣や健康に関する気付きの機会を用意しています。


求めていたのは「身近な産業医」

出典:株式会社デサント「活動概要:デサント健康宣言」より

産業保健スタッフについてお聞きしますが、産業医選任の際、どのような医師を希望されていましたか。

大阪と東京のオフィスそれぞれに2名の産業医を選任しているのですが、産業医を選ぶ際には、精神科の医師とその他内科などの医師との組み合わせになるようにしています。

エムステージを通じて、大阪オフィスに紹介していただいた産業医は内科の医師ですが、食事習慣などについて熱心にアドバイスをしてくださるのでとても助かっています。

私もそれまでカロリーは気にしていたものの、糖質についてはあまり注意してきませんでしたので、食生活での糖質コントロールのアドバイスをいただき、とても勉強になりましたね。

先生のお人柄も良く、会社の方針に寄り添った活動をしていただけています。


産業医選任の際にこだわったポイントや、今後の健康活動に関する意気込みをお聞かせください。

産業医を探す際、食事や生活習慣について詳しく、従業員含め保健師が何事においても相談しやすい医師を求めていました。

産業医と従業員との良好なコミュニケーションが会社全体において、良い健康活動に繋がると感じています。

今後も、産業医と協力し「健康経営優良法人」に連続認定されるよう、健康に関する活動をより一層進めていきたいです。


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サンポナビ編集部

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