【クイズ】意外と知らない?熱中症について

1.熱中症の7・8月発生数は、1年のうちの何割を占める?

(※過去5年間:平成25~29年のデータ)

A.5割
B.7割
C.9割


正解はC 9割

熱中症は、例年、梅雨入り前の5月頃から発生し、梅雨明けの7月下旬から8月上旬に多発する傾向があります。

過去5年間(平成 25~29 年)の月別の熱中症による死傷者数をみると、全体の約9割が7月及び8月に発生しています。


2.平成29年7月、全国での熱中症による救急搬送人員数は?

A.260人
B.2,600人
C.2.6万人


正解はC 2.6万人

平成29年7月の全国における熱中症による救急搬送人員数は26,702人です。その前年、平成28年の7月の救急搬送人員数 18,671 人と比べると8,031人多くなっています。

平成29年5月から7月までの熱中症による救急搬送人員数は、33,584 人でした。


3.過去10年間の、職場での熱中症による「死傷者数」は毎年どれくらい?

(※過去10年間:平成20~29年)

A.50~100人台
B.200~300人台
C.400~500人台


正解はC 400~500人台

過去10年間(平成 20~29 年)の職場での熱中症による死亡者、及び休業4日以上の業務上疾病者の数(=合わせて「死傷者数」)は、平成22年に656人と最多で、その後も 400~500 人台で推移しています。


4.平成29年7月、都道府県別人口 10万人当たりの熱中症での救急搬送人員数が最も多かったのは?

A.沖縄
B.鹿児島
C.宮崎


正解はB 鹿児島

都道府県別人口10万人当たりの救急搬送人員数は鹿児島県が最も多く 45.02人、次いで佐賀県 38.78人、熊本県 38.35人、大分県 38.07、宮崎県 37.41人の順となっています。


5.平成29年7月、熱中症の発生場所で1番多かったのは?

A.屋外
B.住居
C.仕事場


正解はB 住居

熱中症の発生場所ごとの搬送人員数をみると、住居が最も多く 10,529人(39.4%)、次いで公衆(屋外)3,663人(13.7%)、道路 3,350人(12.5%)、仕事場①2,693 人(10.1%)の順となっています。

※公衆(屋外)とは、不特定者が出入りする場所の屋外部分
※仕事場①とは、道路工事現場、工場、作業所等


6.「熱中症は、暑さを防げば起きない。」◯か×か?

A.
B.×


正解はB ✖

熱中症の原因は、暑さだけではありません。

熱中症の危険度を判断する数値として「暑さ指数WBGT湿球黒球温度)」があります。
暑さ指数(WBGT)とは、①気温、②湿度、③輻射熱※ (ふくしゃねつ)の3つを取り入れた温度の指標です。 
​​​​​​​※輻射熱は、地面や建物・体から出る熱のこと。

暑さ指数(WBGT) =  気温の効果:湿度の効果:輻射熱の効果  1:7:2

で、湿度が大きな割合を占めています。湿度が高い場所では汗が蒸発しにくいので、身体から空気へ熱を放出しづらく、熱中症になりやすいのです。暑さ指数(WBGT)が28℃(厳重警戒)を超えると熱中症患者が著しく増加するというデータがあります。

毎日の暑さ指数(WBGT)は、こちらで確認できます。


7.次のうち、熱中症になりやすいのは?

A.お酒をたくさん飲んだ翌日
B.たくさん食べた翌日
C.たくさん泣いた翌日


正解はA お酒をたくさん飲んだ翌日

熱中症の発生しやすい条件には、作業環境、気象条件に加えて、個人の健康状態もあります。次の条件に当てはまる場合は特に注意しましょう。

・持病(糖尿病、心臓病、神疾患など)
・低栄養状態(朝食を抜いている、など)     
・脱水状態(下痢、インフルエンザなど)
・体調不良 (二日酔い、寝不足など)


8.環境省が参画する【熱中症予防声かけプロジェクト】の公式キャラクターは?

A.シロクマ
B.ペンギン
C.雪男


正解はA シロクマ

公式キャラクターは「涼太郎とうる美」という、ペアのシロクマです。公式twitter(涼太郎/うる美【公式キャラクター】 (@hitosuzumi) | Twitter )では、毎日の熱中症注意情報「暑さ指数」を教えてくれています。

▼熱中症予防声かけプロジェクトの公式ページはこちら
熱中症予防声かけプロジェクト。ひと涼みして熱中症を予防しよう。


9.次のうち、熱中症を疑う症状は?

A.空咳
B.鼻づまり
C.めまい


正解はC めまい

熱中症を疑う症状としては、下記のものがあります。

めまい・失神・筋肉痛・筋肉の硬直・大量の発汗・頭痛・不快感・吐き気・嘔吐・倦怠感・虚脱感・意識障害・けいれん・手足の運動障害・高体温


10.熱中症になった場合、どこを集中的に冷やすのが効果的?

A.顔の額
B.脇の下、首、脚のつけ根
C.目頭


正解はB 脇の下、首、脚のつけ根

体表近くに太い静脈がある場所を冷やすのが、最も効果的です。脇の下、首、脚のつけ根などを、保冷剤や氷枕(なければ自販機で買った冷えたペットボトルや缶)をタオルでくるんで当て、皮膚を通して静脈血を冷やすことで、体内を冷やすことができます。

熱が出た時に顔の額を冷やすシーンをよく見かけますが、これには体を冷やす効果はありません。

詳しくは、環境省の「熱中症の対処方法(応急処置)」のページが参考になります。


以上、熱中症についての10問クイズでした。何問わかりましたか?

熱中症は予防が大切です。熱中症予防強化月間の7月、皆さんも熱中症の予防と対策に取り組んでみてください。


参考)
熱中症情報 -総務省消防庁
熱中症予防情報サイト -環境省


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