〈2021年9月〉日本産業保健法学会の第1回学術大会が開催されます
様々な分野の専門家で構成される「日本産業保健法学会」
三柴丈典教授(近畿大学法学部)呼びかけのもと、2020年に設立された「日本産業保健法学会」は、法学者や弁護士のみならず、産業医やカウンセラー等の様々な分野の専門家によって構成されています。
昨年、サンポナビでインタビューさせていただいた弁護士の小島健一先生も同学会に所属しており、産業保健活動を進めていく上で、多職種が連携することの大切さについてお聞きしました。
■小島健一先生のインタビュー記事はこちら■
日本産業保健法学会の第1回学術大会が開催
そして、2021年9月には、日本産業保健法学会の第1回目となる学術大会が開催されます。
産業医をはじめとした産業保健スタッフ、社会保険労務士や衛生担当者等、労務に携わる方にとって有益な情報が発信されますので、ぜひチェックしてください。
日本産業保健法学会第1回学術大会のご案内
日本産業保健法学会は、法の知見を基礎としつつ関係分野の知恵を総合することで、産業保健の現場で日々生起する不幸な事案を未然に防ぎ、また、起きてしまった事案を建設的に解決するための方策を探っていこうとするもので、昨年11月1日に設立いたしました。
■日 時:2021年9月23日(祝・木)~24日(金)
■場 所:一橋大学一橋講堂(東京都千代田区一ツ橋2-1-2)学術総合センター内
※現地開催に加え、ライブ配信及びオンデマンド配信を予定
■テ ー マ:法知識を踏まえた問題解決を考える
■大 会 長:三柴丈典(近畿大学法学部教授)
副大会長:香山不二雄(自治医科大学名誉教授)
■後 援:厚生労働省、日本医師会、全国社会保険労務士会連合会 ほか
■参 加 費:
第一次参加登録(~ 8月31日):会員7,000円、非会員10,000円、学生2,000円
第二次参加登録(~10月30日):会員9,000円、非会員12,000円、学生3,000円
■内 容:
1)講 演
産業保健法学の狙い(三柴丈典)、組織における制度と文化(村本由紀子)、労災補償の行政審査と司法審査(中嶋士元也)、労働衛生行政の動向(高倉俊二)、諸外国のハラスメント規制とその後(内藤忍)ほか
2)シンポジウム
新型コロナウイルス感染症の労務問題と法、神奈川SR経営労務センター事件の教訓、化学物質管理の法政策~アスベスト訴訟・胆管がん問題を踏まえて~、テレワークの健康管理政策と法、産業医制度の今とこれから ほか
3)ワークショップ
社会保険労務士と産業保健スタッフの連携のあり方、遠隔産業保健~それって法的に大丈夫?~、発注者・委託者の責任を考える ほか
4)その他
模擬裁判、関係学問の最前線、連携学会との共同シンポ、事例検討、一般演題 など
■参加申込:ホームページ(右記)よりお申込みください。https://www.jaohl2021.info
■問合せ先:日本産業保健法学会事務局
〒162-0833 東京都新宿区箪笥町43 新神楽坂ビル2階
TEL:03-5946-8844/FAX:03-5229-6889
E-Mail:info@jaohl.jp
※学会入会は随時受け付けております。