〈動画あり〉産業医を中心とする外部EAPと連携したメンタルヘルス対策セミナーを開催
2022年8月4日、株式会社Eパートナーと株式会社エムステージの共催によるオンラインセミナー「産業医を中心とする外部EAPと連携したメンタルヘルス対策セミナー」を開催しました。
特別講師は古河電気工業株式会社 統括産業医の幸地勇先生。
企業の人事労務担当の方をはじめ、多くの方が参加されました。セミナーの様子をレポートします。(取材:サンポナビ編集部)
産業保健スタッフと外部EAPが連携することの重要性
▼プロフィール
幸地勇先生(古河電気工業株式会社 統括産業医)
2005年、産業医科大学医学部卒業。慶應義塾大学大学院医学研究科博士課程修了(衛生学公衆衛生学)。
初期臨床研修後、新日本製鐵株式会社(現:日本製鉄株式会社)と、産業医科大学産業生態科学研究所での専門修練医を経て、2010年より古河電気工業株式会社 千葉事業所専属産業医。2017年12月より現職。
古河電気工業株式会社における外部EAP活用事例
はじめに特別講師として登壇されたのは古河電気工業株式会社にて統括産業医を務める幸地勇先生。
講演では、同社における外部EAP活用状況や利用率をはじめ、産業保健職との連携および産業保健活動の推進体制について述べられました。
また、働き方改革関連法の施行以降、産業医に求められている役割・能力といったテーマにフォーカス。
メンタルヘルス不調対策および職場復帰支援においては、従業員本人・管理職・産業保健職・人事担当者・EAP等が連携し、組織的に対応することの重要性と利点について解説しました。
外部EAP提供企業による機能解説
続いて、外部EAPサービスを提供する株式会社Eパートナー様が登壇。 提供するEAPの機能解説が行なわれました。
同社が提供するEAPサービスの特長は現場重視です。
社員の利便性・公平性を考慮した出張カウンセリングや、 産業保健スタッフ・人事労務管理者とのきめ細やかな連携を重視した職場復帰支援サービス等、 全国どこでも均質なサービスを提供することが可能です。
組織のパフォーマンス向上のため法人担当カウンセラー制度や、 その他にも、拠点事業所への巡回や研修といったオプションとして活用可能なサービス等も紹介されました。
産業医選任の要点と、企業における活用事例
最後は、産業保健サービスの提供を行う株式会社エムステージが最適な産業医を選任するための重要性と要点を解説。
同社の産業医サービスを利用する企業事例が複数紹介され、これまでに産業医が解決してきた企業の課題と、実感している効果も発表されました。
その後、健康経営を実現するためのサービスについても案内があり、セミナーは盛会のうちに幕を閉じました。